サガリバナ(サワフジ)

ポポヒ

2010年10月08日 09:56

   
   
  

 サガリバナ(サワフジ)

沖縄方言でいうと ウチナーグチ

サガリバナ(下り花)は、サガリバナ科サガリバナ属の常緑高木

日本は 奄美大島から沖縄県にかけて自生しています。

初夏から夏にかけて、直立した樹々(高さ約10m)の枝先付近から
  
長さ30~50cm程度のヒモ状の花序がたくさん垂れ下がり

次々と花を付けるのでこの名がつきました。

花は白い4枚の花びらの上に乳白~ピンク色の雄しべ(3~5cm)
    
200本余がネムの花のように半球状に展開します。

夜半に咲き翌朝には落花することから“幻の花”とも呼ばれています。

マングローブなどの後背地や湿地などに自生しているので、水面に
   
落ちたピンクの花がじゅうたんのように浮いて漂う様は実に見事です。
  

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